成功=お金と思い込んでいた数年前の僕・・・
これを読んで、ひっじょぉぉぉ~に考えさせられました!!!
長文となりますが最後まで読んでくれたら幸いです
そして皆さんもお金と歴史について考えてみては如何でしょうか???(^.^)
※下記内容は「THINKER」より引用
今回のテーマである「日本人が知らないニッポン」では、世界から見た近代・日本の歴史を振り返りながら現在の世界の流れを読み解いていきます
2010年2月の時点で最近日本の ニュースに出てくるものといえば何でしょう?
「普天間の米軍基地再編問題」「長引く不景気」「円高」「国家財政赤字」
「地球温暖化対策」また「JAL再建問題」など問題が山積みです
一方、世界に目を移してみても、よく耳にするのはアフガン・イラクにおける長引く
「対テロ戦争」「イランの核開発疑惑」「温暖化をはじめとする環境問題」
「波乱含みの今後の世界経済動向」など・・・
国内同様、世界も問題は山積み!
問題の多さと複雑さゆえに世界中のすべての問題が解決する日が来るのだろうか?と疑問に感じてしまう
専門家ですら解決できないこれらの問題、ましてや一般市民の私たちにできるわけがない
到底無理なことだと考えることさえあきらめてしまいがちです
「私たちには所詮関係ないと・・・」
でも果たして本当にそうなのでしょうか?
たしかに、世界に起きている問題をひとつひとつ別々に見ていくと難しくみえます
とても解決なんてできないようにみえます
また、日ごろのテレビのニュース番組を見ても、表面的なことばかりを専門家が難しそうに議論しているだけで問題の「根源」にふれることはありません
そこで今回はあらゆる世界の問題の「根源」を明らかにするために歴史を探ってみようと思います
すると、大変驚いたことに「過去」「現在」そして「未来」までもが1本の線で繋がり、とてもシンプルに掴むことができました
そう、この言葉のとおりまさに ” 歴史の中に未来の秘密があった ” のです!
歴史をさぐると言っても、学校で習う歴史や一般常識で耳にする歴史は単なる「ひとつの説」または「ひとつの見方」に過ぎません
しかし、歴史上の出来事にはいろいろな見方があります
例をあげると「明治維新」一般には幕末の侍が倒幕側と幕府側の敵味方に分かれて戦い、最終的には手を結び近代化した今の日本の礎を作ったという美談
壮大なドラマになっています
しかし、よく調べてみると維新の背後には大勢の外国人や外国製武器の存在があります
これら外国の存在なしに維新は起きなかったと言えます
「明治維新」は日本人だけで成し遂げたことではなかったと言えるのです!
どうやら私たちには自国の偉人を美化したい気持ちのあまり、自分自身のことが冷静に見えていないところがあるようです
この時代を舞台にしたドラマが流行り、そのストーリーが真実であるとされがちですが事実を大局的にとらえるにはあまりにも視野が狭いと感じます
下の世界地図で見るとわかるとおり、現実に日本は世界の中ではこんな小さな国にすぎません
世界の中ではこんな小さな島国の日本
私たちには世界から日本を眺めてみる視点が必要です。そこでまず世界のことをよくつかんで、それから日本を振り返っていくことにします
世界の仕組みをしっかりと把握するために、何を元に探っていくかというと・・・
お金です!
お金は世界のすべてに関わっています。前述した「国内の不景気・円高・国家財政赤字・世界の経済不況」これらは、すべてお金の問題です
また戦争にもお金が深く関係しています。戦争は一見すると「政治・民族・宗教・国家間の問題」にみえますが、戦争を始めるには大量の武器と兵隊を用意しなければなりませんから大量のお金が必要です
逆にお金がなければ戦争をしたくても戦争そのものが起こせません
また一見無関係の環境問題でさえ二酸化炭素排出権というお金の取引の問題です
これについては、また後ほど話します
つまり世界の問題のそのほとんどが「お金」の問題なんですね
そこでお金の流れから世界を探ってみます
すると複雑にみえる世界の諸問題の原因が不思議なくらい簡単に浮かび上がってくるのです
では、そもそも「お金」って何?古くから人々は生活に必要なモノを手に入れるための 「物々交換」には不便を感じていたようで、世界各地で「価値を表す」ための様々な素材でできた「貨幣」を考案し取引の際に用いてきました
石でできたものから貝殻、金、銀、銅、また木製や陶器製のものまで作られていました
中には刀の形をした刀銭というものまであったようです
日本の歴史を振り返ってみても「絹糸」「紙」「お米」「古代中国(明や宋)の銅貨」
「金の小判」や「銀の粒」など様々な素材の貨幣を流通させてきました
そして時代を経て国々が貿易により交流が深まると世界中で通貨システムが統一されていったのです
現代の世界の国々で共通する通貨システムといえば、「紙幣とコイン」です
どこの国も高額通貨には、「紙幣」を用い低額通貨に「コイン」を用いていますが主役は何といっても「紙幣」です
そして、この現在につながる紙幣による通貨システムは中世ヨーロッパに起源をもちます
紙幣が発明される以前のヨーロッパ諸国では各国の国王や支配者が金・銀・銅でできた延べ棒やコインを発行し国民はそれらで商取引をしていました
中でも価値の高い「 金」は柔らかいためにすり減ったり盗まれる危険性があるため、人々は丈夫な金庫を持った金庫番(当時の金細工職人や両替商)に自分の「金」を預けました
そして「金」を預けた代わりにその証明書として預り証を受け取ります
そして後にこの「金」の預り証が紙幣になっていくのです
人々は自分の「金」が必要な時に預り証を持って金庫番の所に引き取りに行っていましたが、やがて経済が発達してくると商取引の際にいちいち金庫番のところに行くのが煩わしくなってきます
そこで、人々は預り証でじかに取引をするようになります
預り証でモノを買ったりモノを売ったときに預り証を受け取ったり・・・
このように元々は「金」の預り証であった「紙」が通貨としての機能を持ち始めたのです
街の人々は預り証で取引をするのがあまりにも便利なため、ますます多くの預り証が市場に出回ります
こうして預り証は人々の信用を得て金庫番のところには誰も自分の「金」を引き取りに行かなくなります
その結果、自然と金庫番は有り余るほどの「金」を手にするようになったのです
そこで金庫番は、はたと気づきます
「ちょっと、待てよ。人々が一度に全ての金を引き取りに来ることはない。だから、預り証を勝手に発行してもばれないぞ!」
こうして元々は、「金」を預かる代わりに渡していた預り証。金庫番は、これを「金」を預けていない人にも発行し、利子をつけて貸すようになりました。これが銀行の始まりです
その後、金庫番は一般市民に貸すより国王に貸付するほうがはるかに儲かることに気がつきます。戦争のたびに、各国の国王は多額のお金が必要なため銀行家に借りるようになりました
戦争は、銀行家にとって一番うまみのあることでした
もし国王が戦争に負けて借金を返せなくても借金の担保である国王の財産・土地・建物・税金が銀行家のものになるからです
こうして戦争のたびに財産を増やし力をつけた銀行家はやがて王族と血縁を結び、いつのまにか貴族になっていったのです!
貴族となった銀行家は、さらに大きな権力をもち手持ちの「金」よりずっと多くの紙幣を発行する権利を国王に認めてもらいます
つまり何の価値の裏づけもない紙切れに価値をつけて人々にどんどん貸し出す権利を手に入れたわけです
ただの「紙切れ」を貸す代わりに人々からは家、お店、車、貴金属、宝石、家畜など価値のあるものなら何でも担保に取っていきます。それらは全て銀行家の財産になっていきます
これが現在でも行われている「紙幣」と「銀行」の仕組みです
この「お金の仕組み」がわかると、今の「世界の仕組み」と「本当の支配者」が理解できます
そしてこの現実の世界で「紙切れの貸付、利子と担保の取り上げ」によって、世界中の富を手中に収めている代表的な銀行家が、かの有名な「ロスチャイルド家」なのです
ロスチャイルド家のことを簡単に説明します
中世ヨーロッパの銀行家の中でも国王より、はるかに大きな権力を手に入れたロスチャイルド一族。初代マイヤー・アムシェルは1764年ドイツでロスチャイルド商会を創設します1800年代に入ると5人の息子をヨーロッパ諸国に派遣し各国で銀行を創設させます
固い結束で結ばれた5人の兄弟はヨーロッパ中を特製の二重底の馬車と高速艇で行き来し、世界一素早い情報のネットワークを確立し、現在の国際銀行の基礎を築きヨーロッパの金融を支配します
中でも注目すべきはイギリスに渡った三男のネイサン・ロスチャイルド
彼は1810年にロンドン証券取引所の支配者となり「世界一の金融王」として君臨
ヨーロッパ中の同盟国を相手に貸付をするまでになります
さらに驚くことに、その5年後の1815年イギリス連合軍とナポレオン率いるフランス軍との戦いに出資して当時の財産300万ドルをさらに2500倍の75億ドルに一気に増やします
戦果の情報をいち早く手に入れたネイサンは他の投資家を出し抜き一人勝ちしたのです
これで、ほとんどのイギリスの大金持ちや名家を破産させヨーロッパの金融を独占し、今のロスチャイルド財閥の世界支配の礎を築きました
わずか100万円持っていただけでも2500倍したら25億円にもなります
すでに世界一の金融王がその財産をさらに2500倍に殖やしたのですから・・・
今の金額で想像もつかないくらいですがいずれにせよ、彼はロスチャイルド財閥の礎を築いただけでなく今に続く一族の世界支配権を確実なものにしたことは間違いありません
つまり、世界の未来は200年前のこのときすでに決まっていたのかもしれません
※詳しくは「ネイサンの逆売り」で検索
有り余る富を手にしたロスチャイルド一族は世界最大の財閥を形成し、自分たちの強力な代理人であるJ・P・モルガンとJ・シフを支援し、アメリカに巨大なモルガン財閥、シフ財閥を形成します
さらに彼らから支援を受けたJ・D・ロックフェラーは石油王、ハリマンは鉄道王となり、それぞれ巨大財閥を形成します
なかでも注目すべきは、J・D・ロックフェラー。彼は1882年にはアメリカの石油をほぼ独占して、そこを元手にアメリカ最大の財閥を築きあげました
ここで大事なのはヨーロッパを代表するロスチャイルド財閥とアメリカを代表するロックフェラー財閥。この世界2大財閥です
彼らについてよく知る専門家・研究家によれば、
「今は、力を増したアメリカのロックフェラーが世界を支配している」
「いや、今でも世界を実質、支配しているのは本家のロスチャイルドだ」
「彼らはいま敵対している」
「いや、本当は上の方で、手を組んで世界を支配している」
など諸説ありますが、いずれにせよ、世界のすべてが、彼ら世界の2大財閥の意向で動いていることは変わりません。
さて話はロスチャイルド家に戻りますが、彼らの持つ権力の中で一番大きな力が「お金を発行する権利」です
みなさんは、「お金」は国が作っているもので、国の持ち物だと思っているかもしれません
しかし、実際はこのお金を刷る権利は政府のものでは ありません
ロスチャイルド一族のものなのです
先ほどの絵で説明した「中世ヨーロッパのお金の歴史」は作り話ではなく今も続いている現実です
国には中央銀行があります。中央銀行は国の通貨を発行し利子をつけて政府に貸し付けます
ロスチャイルド一族は1815年にイングランド銀行を支配下に置き1913年にはアメリカ連邦準備制度(FRB)つまりアメリカの中央銀行をその支配下に置いています
世界の基軸通貨ドルを発行する権利はロスチャイルド一族のもの(一部ロックフェラー家・モルガン家が所有)でありアメリカ政府のものではありません
これほど大きな力を持つロスチャイルド一族ですから、もちろん日本も大きな影響を受けています。日本の中央銀行である日本銀行は持ち株の55%は政府が所有することになっていますが、残りの45%の株式の所有者は非公開となっています。うちロスチャイルド家が20%から40%(それ以上という説もある)は所有していると推測されます。
わかりやすく見るとこうなります
ロスチャイルド一族は国の中枢である中央銀行を所有し、そこからお金を発行し政府に貸し付けて支配します。旧約聖書にこのような言葉があります
-借りるものは貸すものの奴隷となる-
これをよく表しているのが初代マイヤー・アムシェル・ロスチャイルドの言葉です
お金を発行する権利を持つ者こそが実の支配者であり一国の政府や支配者、政治家でさえもその力の前ではひれ伏すしかないのです。
この写真をみてください。6名の歴代アメリカ大統領です
彼らは、すべて任期中に暗殺未遂もしくは暗殺されています。そして、もうひとつ共通して言えることは通貨発行権を取り戻そうとしたことです
例えばケネディ大統領は1963年6月に通貨発行権を取り戻し、政府発行紙幣を流通させますが、半年後には暗殺され政府紙幣は即座に回収されました
それ以降、通貨発行権を取り戻そうとする大統領は出てきていません
ことの真相はわかりませんが、いずれにせよ通貨発行権は世界の根幹に関わることに間違いなさそうです
さて次に、ロスチャイルド財閥及びロックフェラー財閥の巨大さをみていただきます
ロスチャイルド一族は世界中の多分野の巨大企業を所有しています。ここにあるものはその中で代表的な一部です
専門分野である銀行業、保険業など金融関係はもちろんのこと、資源、エネルギー産業、マスメディア、工業分野、エンターテイメント、食品、薬品産業まで、その分野は生活に関わるほぼ全てといっても過言ではありません
また、戦争に必要とされる「お金・石油・原子力・武器・世論形成に必要なメディア関連企業」なども所有しているということです。中でも「ロッキード・マーチン社」は航空機の会社として有名ですが軍需産業分野で売上世界一の会社でもあります
一方、こちらはロックフェラー財閥系列の巨大企業の代表的な一部です
こちらもあらゆる分野の巨大企業を所有しています
石油分野はもちろんのこと金融関係でも巨大企業を所有しています。数が少なく見えるかもしれませんが、最近の経営統合で巨大になったメガバンクです
「メリル・リンチ」は現在ロスチャイルド系の「バンク・オブ・アメリカ」に吸収されています。ロスチャイルド財閥同様、ロックフェラー財閥も戦争に必要な「お金・石油・武器・世論形成に必要なメディア関連企業」すべてを所有しています
また、ボーイング社も航空機の会社として有名ですが軍需産業の売上で世界トップ3に入る企業です
この表は2007年世界の軍需産業収益ランキングです
戦争を起こすときに欠かせない軍需産業は空母やジェット戦闘機、高性能爆弾などの他戦闘に必要なすべてのものを供給しています
世界のナンバー1,2がロスチャイルド財閥とロックフェラー財閥の企業であることは注目に値します
※アメリカの軍需産業の実態が映ってる動画は「THINKER」本編に載っています
2005年サンダンス映画祭グランプリ受賞作である映画「なぜアメリカは戦争を続けるのか」(原題:WHY WE FIGHT)から抜粋したものです。冒頭で語られる「ロッキード・マーティン、マクダネル・ダグラス、ボーイングの3社」とありますが、マクダネル・ダグラス社は現在ボーイング社に吸収されているのでロッキードとボーイングの2社のことになります
この言葉は、初代マイヤー・アムシェル・ロスチャイルドの妻であり、国際銀行でヨーロッパを支配した5人のロスチャイルド兄弟の母であるグートレ・シュナッパーのものです
近代に起きた世界中の戦争はすべて、彼女の言葉通り彼女の息子たちが支配する国際金融権力によって立案され計画されました。当事国に必要な「資金と武器」の供給にいたるまで全ての支援を受け意向を受けた政治家が両国に配されます。戦争は用意周到に意図的に起こされてきました
これほどまでに巨大な力を持つロスチャイルド一族は欧米ばかりでなく日本にも大きな影響を与えてきました。それでは次に「日本の近代の歴史」を振り返っていきましょう!
中編へつづく
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