はじめてのイノシシ解体~命を糧に~

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【閲覧注意】※解体の様子が映ってる写真が掲載されてます。

近所に住むFさん来訪「イノシシかかったよ」

以前から解体に興味があったので罠に掛かったらご連絡下さいと伝えてあった。

いつか来るとは思っていたが・・・ドキドキ

Fさんの軽トラに飛び乗りさっそく現場へ!

恐る恐るFさんの後ろに付いていき覗くとそこにはグゥウウウと獣の怒ってる声が・・・。

イノシシだ!足に罠がかかってる!

たてがみをおっ立ててこちらを睨みつけている。

思わず負けてたまるかとこちらも睨み返す!

(もし罠が外れたらどうやって戦うか考えること2秒・・・笑)

Fさん「40~50kgあってあぶねぇ~から知り合い(鉄砲)呼んでくる!ホントにやる(解体)の?大丈夫?」

びびりながら「はい!」と返事すると解体準備へとすすむ・・・。

【ここから閲覧注意】

頭にズドン!すぐさま喉元にナイフを入れ血抜きする

頭を打たれたはずなのにまだぴくぴく動いてるその姿にただ茫然と立ち尽くす

妻と命が燃え尽きる瞬間を見届けた・・・。

軽トラに乗せ解体現場へと運ぶ。頭を落とし内臓を取り出したあと、水で良く洗う

二人掛かりで皮を剥いでいく

慣れない手つきで剥いでいくのだが、どうしても皮に脂がついてしまう

一心不乱に皮を剥ぎ、部位ごとに切り分けていく

このあとはキッチンペーパーでよく水気を拭き取ったあとジップロックに入れて冷蔵庫へ

終わったのは18時ぐらいで気づいたら4時間ぐらいやってた。

この夜、興奮状態で眠れず・・・

どうやればいかに無駄なくきれいに解体できるのか?

今まで見たこともない動画での解体方法を片っ端から見た!

あまりの手さばきの違いに言葉にできない悔しい思いが込み上げる・・・。

調べていくと皮剥ぎ用と骨スキ用ナイフがあることがわかり、次回は専用ナイフを使おうと思う。部位ごとの切断箇所も骨の構造や関節や健などもっと詳細に把握する必要があると感じた。解体は解剖学に近いのかな?神秘の世界に足を踏み入れたようなそんな感覚になった。

翌日、調理してみたら「か・か・かたい・・・」

えぇぇぇぇ~~~まじで!!一瞬「これは食べられないかも・・・」と頭をよぎる

絶対無駄にはできないお肉!

またしてもどうやれば美味しく頂けるのか片っ端から調べまくったら、それは熟成方法にあった。

キッチンペーパーでは薄すぎるためペット用シートに包み、空気をなるべく抜いて袋にいれ冷蔵庫に保管する。熟成期間は7日から人によっては1か月を要する。

部位ごとに切り分けたら骨付きのまま熟成(エイジング)させ、表面を削ぐ(トリミング)

すると固いお肉がキレイでやわらかい、美味しいお肉になるそうです。

※あくまでもインターネットで調べた個人でのやり方なので自己責任でお願いします

そして7日間熟成させたらめちゃくちゃ美味しかった!!

移住してきてお世話になってるNPOおせっ会メンバーと猪BBQを開催。

皆さん、美味しいと大絶賛!

頂いたイノシシの命に皆で感謝!

自然の山の中で、ミミズや木の実などを食べて育った野生のイノシシ。

寄生虫や病気が怖いという人もいるかも知れないけど、昔からこうして食べられてきた食文化があり、我々のDNAにはしっかりと刻まれていることだろう。

添加物だらけの配合飼料を食べてる豚肉よりはるかに自然で健康にいいに決まっている。

経済優先で作られた不自然な食べものより、こうした「ホンモノの食」を体に取り入れ、明日への活力へとつなげたい。

これからも少しずつだけど「ホンモノの食」への取り組みを海土里はしていきます。

PS

Fさん「今度から一人でできるでしょ!」

海土里の挑戦はつづく